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100年コート 100nencoat

「TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう」
その想いをめぐらせて生まれたのが
「100年コート」です。
コート一筋で続けてきたからこそ
できるきめ細かなものづくりと
国内で培われた技術を次世代へつなぐため
日本製であることにこだわり、
長く愛されるコート作りに挑戦しています。
100年という言葉は、
100年間の品質を保証するものではなく、
手入れをしながら世代を超えて
着られることを目指すもの。
コートを通じて、昔から日本で育まれてきた、
“ものを大事にする心”を伝えたいと考えています。

  • STANDARD MODEL スタンダード モデル

    STANDARD
    MODEL

    スタンダード モデル

    「100年コート」の原点。スッキリとした
    シルエットとほどよいフィット感が特徴。

  • CLASSIC MODEL クラシック モデル

    CLASSIC
    MODEL

    クラシック モデル

    一枚袖のラグランスリーブがポイント。肩や袖周り、身幅にゆとりがあるデザイン。

  • AGED MODEL エイジド モデル


    KIWAMI

    極KIWAMI

    「100年コート」の進化版。最高峰の品質を追求し、 素材やパターンを再構築したハイグレードモデル。

  • AGED MODEL エイジド モデル


    SUI

    粋SUI

    伝統のコートづくりを受け継ぎつつ、かつてない軽さを実現。現代の生き方にフィットする、クラシックでいて心地いい一着。

日本の美意識をつきつめた
“純国産”コート

「織布・編立」「染色整理加工」「縫製」「企画・販売」の
すべてを日本で行なったプロダクトだけに与えられる認証「J∞QUALITY」。
100年コートは、その第一号として認められたアイテムです。
単なる日本製とは一線を画す、“純国産”へのこだわり。
それは我々にとって、“ほんとうにいいもの”をつくるための
基本理念なのです。

生地づくり

生地づくり

100年コートが採用する高密度コットンギャバジンは、糸の染めから織りまでを一貫管理し、世界トップレベルのコート地を生み出す埼玉県の染色・織機工場でつくられています。上質なギザコットンを原料に、美しい色を保ち続けるよう糸の段階で染色をし、タテ糸はベージュ、ヨコ糸はゴールドに。色味の違う二つの糸を高密度に織りなすことで上品で深みのある表情が生まれます。染織一筋30年以上の職人技術と長年継承された高密度製織技術を一貫して高いレベルで管理することで、100年コートの美しい生地が完成するのです。

生地加工

突然の雨にも対応できるよう、表地に撥水加工が施された100年コート。日本屈指の東洋紡の技術力で高い撥水性とその持続を叶えます。表面の加工だけではなく、水を通しにくい耐水度試験をクリアした生地を使っているのも特徴で、レインコートをルーツとする私たちのこだわりです。

生地加工

縫製

縫製

こうしてできた生地を一着のコートに仕立て上げるのは、三陽商会の自社工場である「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」。50年以上にわたり全国的にも珍しいコート専業工場として技術を磨き、クオリティにかけてはトップクラスと評されています。寸分の狂いなくミシンをあやつる職人、巧みなアイロンワークによって立体美を描き出す職人、伝統の手縫いで要所を仕立てる職人……。
まさに職人技の宝庫というべき空間です。

J∞QUALITY

日本の技術と美意識の証。100年コートの生地づくり、生地加工、縫製について詳しく知る。

生地加工

あらゆる細部に宿る、
“純国産”のクオリティ

引き縫い

引き縫い

身頃などを縫製する際に用いられる「引き縫い」。生地をミシンが進む方向と逆に引っ張りながら縫い上げるという技法で、これにより余計なダブつきや歪みを出さずに2枚の生地を縫い合わせることができます。完成時、身頃がストンと美しく落ちるのは、この技術を駆使しているがゆえです。

立つボタン

ボタンは一つずつ手で付けていて箇所によって付け方が違います。表のボタンは生地の厚みを考えて高さを出した、通称「立つボタン」。留めやすく、外しやすく、長年使用しても取れにくい。手仕事による絶妙な加減が必要な手法です。

立つボタン

袖、裾のステッチがない

袖、裾のステッチがない

袖口や裾は表にステッチを出さず、それぞれ芯で補強をして縫い付けています。補強することで端を落ち着かせて、型崩れを防ぎながら、洗練された雰囲気を生み出します。小さなこだわりですが全体の印象を左右するポイント。

控え(工業パターン)

前身頃と見返しを縫い合わせるとき、表から見返しがのぞかないよう、わずか0.5mmだけ控えます。こうすることにより、見返しとフロントが安定し、ラペルは左右均等に返ります。洗練したフロント周りを作る大事なこだわりです。

控え(工業パターン)

襟周りの手縫い

襟周りの手縫い

襟はコートの顔。職人が曲線と生地の風合いを見極め、ステッチやディテールを計算して縫製、仕上げています。外側はミシンで縫い合わせ、内側はカーブに合わせて一針ずつ手縫いをし、襟を立てても端正なシルエットを保ちます。

アンブレラヨーク

肩から背中にかけて二重構造になった布部分は、降りかかった雨がコートを浸透することを防ぐために作られたもの。1960年代にヒットし、何度もリメイクを重ねた“ササールコート”の一部を継承したデザインで、美しい後ろ姿を演出。

アンブレラヨーク

スプリットラグラン

スプリットラグラン

フロント部分はノーマルなセットインスリーブ、後ろから見るとラグランスリーブになっています。スッキリとした印象を与えながら、中にジャケットを重ねてもフィットする。体の動きを邪魔せず、着心地の良さも追求しました。

100年オーナープラン

100年オーナープラン

私たちは、愛用者のみなさまからの修理やメンテナンスにまつわる悩みに直接お答えする「100年オーナープラン」を設け、長く着続けられるお手伝いをしています。